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【直接予約を増やす】ホテルや旅館のマーケティング手法4選

アフターコロナの時代が到来し、ホテルや旅行業界は、競争が非常に激しくなっています。成功するためには、顧客の注意を引き、彼らをリピーターに変える効果的なマーケティング戦略が不可欠です。 

この記事では、ホテルが実践できる革新的で効果的なマーケティング手法を5つ紹介し、それぞれの戦略がどのように顧客体験を向上させるかを掘り下げていきます。 

1. インフルエンサーとのコラボレーション

俗にいうYouTuberやインスタグラマー、ティックトッカーといったインフルエンサーの活用です。一部のホテルや旅館さんがすでにインフルエンサーとのコラボを始めています。

これまでのプロモーションの手法は、新聞や雑誌、あるいはテレビの広告、そしてWEBのリスティング広告などがありました。

しかし、日本人は営業をかけられるのを基本的に嫌います。テレビだろうとネットだろうと、広告は見ないことがほとんどです。その中でもインフルエンサーの活用は、「広告感を少なく」宣伝することが可能です。

一般的なタレントやモデルと異なり、インフルエンサーは消費者とより近い存在です。更に、インフルエンサーも案件を選ぶため、本当にいいと思ったサービスのみ紹介する傾向にあります。消費者からしても、「この人が紹介しているなら実際に体験してみたい」と感じることも多いようです。

そういった面からも、インフルエンサーの活用は今後必須になってくると考えられます。

2. D2Cを意識したSNSの活用

D2Cは、Direct to Consumer(消費者に直接届ける)という意味のマーケティング用語です。要は、広告に頼らず自らが宣伝をしていくべきという考え方になります。

インフルエンサーに宣伝を依頼したり、広告を出稿するフェーズから、ホテルや旅館さんが自らYouTubeやInstagramで発信していくことが求められています。この記事を読んでくださっているホテル旅館の経営層、あるいは宣伝担当の方々の多くは、SNSアカウントを運用されていることと存じます。

フォロワーを更に伸ばし、最終的には広告費用を押さえていくのがD2Cマーケティングです。

3. インバウンドへの対応

集客よりも「売上を立てる」という前提に立った場合、2024年現在では外貨を稼ぐのが最も手っ取り早いでしょう。

皆様がご存じの通り、海外からの旅行客はコロナ前の水準を超え、インバウンド全盛期を迎えつつあります。ただし、まだまだこれから需要は伸び続け、明らかに供給が追い付かない状況に陥るでしょう。

参考までに、東京都の2024年4月のアパホテルは平均でも20,000円を超え、それでもほぼ満室です(30,000円を超える日も普通にあります)。まさに日本のホテルや旅館は、いかに外国人観光客を高単価で獲得できるかの勝負です。

その対応手法は様々です。外国語に対応できるスタッフの雇用、外国語のメニューやポスターの用意、海外のホテル予約サイトへの掲載、海外向けプロモーションの実施など多岐にわたります。

まずはできることから始めていくことが大切です。

4. VRを活用した360°映像の提供

最後は、最先端の技術を活用したマーケティングについてです。

より顧客の予約コンバージョンをあげるために、皆様の素晴らしいホテルや旅館の魅力をできるだけわかりやすく伝える必要があります。そのために今後活用が期待されるのが、VR(仮想空間)の技術です。

顧客が訪れる前に、360°閲覧可能なVRビデオを閲覧することで、ホテル旅館の内部を隅々まで確認することができます。

例)弊社作成の360°VR動画

特に1泊2~3万円を超えるような旅館では、施設や食事に大きな期待を寄せているため、できる限り「宿選びを失敗したくない」というニーズが強まります。

事前に360°映像を見ることで安心感をもって予約していただき、コンバージョンを高めることができます。

これは国内国外問わずアプローチ可能です。


結論

集客のための全体的な設計を行った上で、上記のような適切なマーケティング施策を実施していく必要があります。マーケティングというのはすぐに結果が得られるものではありません。

しかし、継続して高い質のプロモーションを行っていくことで、集客と売上の向上につながっていくでしょう。弊社ではインバウンドに対応したVR360°映像の作成が可能です。ぜひご相談からでもお気軽にお問い合わせください。